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現在はパリを拠点にしている、イギリス発の高級香水ブランド「クリード」。ジェームズ・ヘンリー・クリードが1760年にロンドンに立ち上げたもので、ブランド名は創業者の名前でもあり、「信念」という意味の言葉でもあります。一貫してファミリービジネス、血族調香師の歴史を保ってきましたが、2020年にアメリカの会社とスペインの富豪に買い取られました。こちらは、そんなクリードのフレグランス・ラインから、2002年に発売されたメンズ香水です。発売当時それなりにヒットしましたが、日本ではむかしからマイナーで入手困難となっておりますので、お求めはお早めに。香りは、シトラス寄りのフゼア・ノートの香調がベース。さっぱりとしたファッション・フレグランスにしあげられております。レモン、マンダリン・オレンジ、ベルガモットなどが、シアーなシトラス・フレッシュを香り立たせるトップから、ガンパウダー、ジュニパーベリー、ナツメグ、ペッパー、ラベンダー、ジャスミンなどが、エキゾチックなハーバル・スパイシーを湧き立たせるミドルへ。ラストはサンダルウッド、シダーウッド、ベチバーなどが、ウォームなウッディー・スウィートをただよわせて、テンダーなマスキュリン・センシュアリティーをアピールしてくれそうです。調香は、「アヴァントゥス」や「シルバー・マウンテン・ウォーター」などの大ヒットしたクリード香水を手がけた、クリード家のオリヴィエ・クリードと、2000年代からオリヴィエとタッグを組んでいる、息子のアーウィン・クリードの合作です。典型的なフゼア・ノートですが、シトラス寄りで、やや甘いバランスで、使い勝手は悪くないと思います。おなじようなコンセプトの「シルバー・マウンテン・ウォーター」などと香りを比較してみるのも一興でしょう。実売価格が10倍以上違う、ジャンヌ・アルテスの「ロッキー・マン」などと、いろいろくらべてみるのもおもしろいと思います。ボトルやボックスは、ヒマラヤをイメージしたルミナスフルなデザイン。メタリック・シルバーのシュッとしたボトルは、メンズの心をつかむソリッドなたたずまいで、ナイスなプレゼンスです。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。